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釣果とお知らせ

合同訓練

2025.03.06 釣果情報

先日は堺にある海上保安庁・堺海上保安署の元で遊漁船による合同訓練・講習を行いました。

初めは海上保安庁内で講習から始まり海上での事故時の対応や気象情報など、船長には当たり前に知ってる事ですが今一度身を引き締め講習をしっかり聞く事が出来ました。

引き続き桟橋の方で人命救助の訓練を、落水者が船や岸から離れた時に投げる紐の付いた救命浮環の使い方、船には常時してますが陸っぱりなどの岸釣りでは救命浮環が手元に無い時は紐を付けたペットボトルによる変わりになるものもあります。この時ペットボトルに水を入れてると距離を飛ばしやすいです。

そしてこの時は必ず落水者に常に声を掛けるのが絶対です。
そして船などは船縁が高く落水者を上げるのがかなり難しいと思います。1人だけでは上げるのが困難なので2〜3人で何とか上げれるぐらい。
ボートラダーや縄梯子などをがあっても落水者が意識失ってる場合は同船者の手で抜き上げないとダメな場合あります。この時毛布を使って上げる方法も教えて頂きました。
写真の様に毛布にロープを括り付けたのを用意して毛布に包む様に落水者を包みロープを持って上げる方法など手で抜きあげるよりは力もいらず上げやすい方法です。当たり前に知ってる事ですがいざその場になってしまうとパニックになってしまい頭が回らなくなってしまうと言われます。まして船長がパニックには絶対なってはいけないと思います。この訓練によりいざ自分達でやってこうして経験する事でパニックにも繋がりにくくこの経験を活かせると思います。

そして最後は心肺蘇生法となる心臓マッサージとAEDの使い方を、これには知らなかった事などあり勉強になりました。
AEDも使い方難しいと思ってましたが今の機械はわかりやすく注意する事もありますがしっかり出来てたかなと思います。

今回講習・訓練終了後に、訓練を行ってみて実際にそんな場面では行動することができるのか?やるとやらないでは大違いです。今回の訓練では確実に身に付いた事もあるので勉強になりました。
そんな場面に出会した場合どのような行動を取るのかを、遊漁船は魚探すのも大事ですがその片隅に今回の訓練で得た事を常に考えておく事が大切ですね。

海上保安庁 堺海上保安署の職員の皆様、今回講習・訓練を実施して頂きありがとうございました。